それでも、未來は一つずつ質問に答えた。


今まで、そういった質問をされなかったのは相手が既婚者だったから。


そして、織田さんは私との未来を考えているからこそ、そういった質問をしてくるんだ。


未來は自分に言い聞かせた。



三回目のデートの時、織田は空港の夜景を見に連れてきた。


車の中で甘い雰囲気になる2人。


『車の中じゃちょっとやりずらいから』


そう言うと織田は未來をラブホテルに連れて行った。

高速の脇にあるラブホテル、、、。


佐藤と来たことのあるホテルである。


未來はタオルの場所や色々わかっていたが、来たことがあるのを悟られたくなくて、ただぼーっと立っていた。

『未來ちゃん、何突っ立てるの(笑)』


『はいっ、タオル』


未來はシャワーを浴びた。


未來はまだ佐藤が好きだった、未來は逃げ出したい気持ちでいっぱいになったが、佐藤は他人のモノ。


目の前にいる、この人こそ私を幸せにしてくれるんだ!!


と思い、織田に身を委ねることにした。