すると穂純の顔が近づいてきた…


「やっ、ちょ、やめてよ!なんもしないって言ったじゃん!」


「麗を見てたらやっぱり我慢できねぇ。」


「やだ………」


「そこまでだ…。」


後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。


すると穂純は舌打ちしてあたしから離れた。


あたしは安心して地べたに座りこんだ…


助かった。


「お前さ、俺の麗にキスしようとしただろ?」


「あぁ。どうせ上から見てたんだろ?」


「全部。」


だったら早く助けてよ…;