「俺は何としても麗がほしい…。だから、やっぱり汚い手を使ってでも奪う事にした。」


「麗は、俺のもんだ。お前になんかぜってえ渡さねぇー。」


「ま、覚悟でもしとけば?じゃ、予鈴なる前に俺は戻るから。じゃーね。」


穂純は校内に入ってしまった。


「チッ今日けじめつけようと思ったのに…この糞っ」


俺は壁を思いいっきり殴った。


今なんて痛みなんて感じない…ただただ怒りしかわいてこねぇー


麗になんかしたらまじでただじゃおかねぇーし。


殺すまでいくかもしんねぇーわ…


俺も仕方なく教室に戻った。