そして…


「あの、麗に用あるんだよね?だったら貸すよ?」


ちょ、ちょっと何言ってるの?


「ぁあ、少し借りる。」


金髪の長身の人があたしに近づいて来た…。


ちょ、まってよ、怖い…


柚は教室に入っていこうとしている。


あたし女一人とかやだよ…


あ、やば…倒れるかも…


あたしはいつの間にか気を失っていた;