「ああああああああああ!!」



グレンピアの目の前で、勢いよく跳ねるように高くジャンプする.

予想以上に自分の体が軽く、気持ちに反比例していた.




足元には触手.青白いそれは宙を舞う福嶌の体を下から順にとられてゆく.


やがて全身がしめつけられ、はちきれそうに体が唸る.



そして構えていた銃の引き金をひく.



バババババババババッ!!