………。 っえ───────!!!?? 「英太じゃん。どしたの?」 尚が聞く。 「そーだよ。今日はもう終わりだぞ」 米倉が鍵を回しながら、だるそうに言う。 「いやー、スパイク取ろうと思ってな!」 キラキラした笑顔… 髪をかきあげる仕草… かっこいい──────!!!! 「……ぷっ」 ───え? 吹き出したのは、わたしの恋心を唯一知っている、光大だった。