「あ~、お前うるさい。黙っとけっつーの」


いきなり起き上がり、だるそうに呟く光大。


「健康な中学生がオッサンみたいに寝るなよ……」



ボソッと言ってみたけど、光大はもう夢の中…(汗)。寝るの早いね、本当。



「おっ、お前ら来てんじゃん」


汗をかいた米倉と聖也が、パスをやめて部室に帰って来た。


「来ないって言ってたよな~?」


聖也が尚に聞く。


「ん?だって暇になったんだよ」



え、聖也には答えるのかよ。



「あ??」



あっ、声に出てた!?



「何もないで~~す……」