──って、こんなこと考えてる暇なかった!! きれいにしなきゃ、絶対何か言われるもん!! 1人でパタパタと、部室を掃除していると、 ──ガラララ。 「はぁ~? お前居るのかよ」 「…………」 うざそうに、ドアを開けて入って来たのは、尚輝と光大だ。 相変わらず、光大は何も言わずに、ドカッと自分の荷物を置く。 「あんたたち、今日休みじゃないっけ?」 米倉が言ってたもんね。