まず最初に向かったのは図書館。
目的もなくうろうろして、目に留まったものがあればパラパラとめくった。
1冊だけ借りてそこを後にすると、次に向かったのは大好きな雑貨屋さん。
その雑貨屋さんは、同じ敷地内に、建物を変えてカフェとお花屋さんも営んでいる。
私は、雑貨屋さんの店内をとてもゆっくり廻り、気に入ったものをいくつか購入した。
そのまま併設されたカフェに移り、サンドイッチとコーヒーのセットにアイスを頼んでお昼にした。
ここのお店は人気があるけど、賑わうことはない。
いつも静かで、たまに、誰もお客さんがいない時もある。
住宅街の外れにあるせいだと思うけど、いつ来ても落ち着ける。
食べかけのサンドイッチを置いてコーヒーに手を伸ばしたとき、ドアベルの音が響いて、新しいお客さんが入ってきた。
「わーこっちも可愛いね!」
おそらく、私と同じように雑貨屋の方から来たのだろう、女の子が嬉しそうに声をあげた。
「なに食べる?」
楽しそうにしている女の子に、優しくたずねる男の子。
デートかぁ。
いいなぁ。
素直にそう思った。
目的もなくうろうろして、目に留まったものがあればパラパラとめくった。
1冊だけ借りてそこを後にすると、次に向かったのは大好きな雑貨屋さん。
その雑貨屋さんは、同じ敷地内に、建物を変えてカフェとお花屋さんも営んでいる。
私は、雑貨屋さんの店内をとてもゆっくり廻り、気に入ったものをいくつか購入した。
そのまま併設されたカフェに移り、サンドイッチとコーヒーのセットにアイスを頼んでお昼にした。
ここのお店は人気があるけど、賑わうことはない。
いつも静かで、たまに、誰もお客さんがいない時もある。
住宅街の外れにあるせいだと思うけど、いつ来ても落ち着ける。
食べかけのサンドイッチを置いてコーヒーに手を伸ばしたとき、ドアベルの音が響いて、新しいお客さんが入ってきた。
「わーこっちも可愛いね!」
おそらく、私と同じように雑貨屋の方から来たのだろう、女の子が嬉しそうに声をあげた。
「なに食べる?」
楽しそうにしている女の子に、優しくたずねる男の子。
デートかぁ。
いいなぁ。
素直にそう思った。