「近藤さん、“アキラ”って?」
逆に質問してみると、申し訳なさそうな顔をして
「これ」
と、“あきらの。”と書かれたボールペンを見せてきた。
「それ!探してたんですよ。どこにありました?」
「コンポの下の隙間に」
「そんなところに〜?!なんでだろう」
「………」
「それ、前に会社でもらった仕事用のボールペンなんです」
「はぁ」
「みんな同じもの持ってるんです」
「はぁ」
「会社の子が、紛らわしいからって名前書いたんです」
「え?」
「“アキラ”って、私ですよ!たしかによく男みたいな名前だって言われますけど、彼氏って!」
大笑いする私に、慌てて謝りだした近藤さん。
「瞳って書いてアキラって読むんです。可愛いでしょ?」
「すっげー女性らしいいい名前です!!」
「もう、調子いい(笑)」
逆に質問してみると、申し訳なさそうな顔をして
「これ」
と、“あきらの。”と書かれたボールペンを見せてきた。
「それ!探してたんですよ。どこにありました?」
「コンポの下の隙間に」
「そんなところに〜?!なんでだろう」
「………」
「それ、前に会社でもらった仕事用のボールペンなんです」
「はぁ」
「みんな同じもの持ってるんです」
「はぁ」
「会社の子が、紛らわしいからって名前書いたんです」
「え?」
「“アキラ”って、私ですよ!たしかによく男みたいな名前だって言われますけど、彼氏って!」
大笑いする私に、慌てて謝りだした近藤さん。
「瞳って書いてアキラって読むんです。可愛いでしょ?」
「すっげー女性らしいいい名前です!!」
「もう、調子いい(笑)」