「送ってく」



着替えを済まして更衣室を出ると侑斗が待っていた。


「え、いいよ別に」



私の言葉をスルーして侑斗が歩き出す。



「・・・シュウに頼まれた」

「修ちゃんに?」



・・・優しい修ちゃん。