「シュウ、オレもう行くわ!頑張ってこいよ」



家族に気を利かせたのか侑斗は一足先にこの場を去った。



「修兄、莉子ちゃんを狙ってるのはアイツだけじゃないぜ」



孝ちゃん!?



「だから、修兄が寂しくなくてもたまには帰ってきてよ。莉子のためにも!」


「孝・・・ありがとう」