「だけどね、私の為に夢を諦めてほしくないの」



「莉子ちゃん・・・」



「だから待ってる。修ちゃんが帰ってくるの待ってる」



「ありがとう…」



そう言うと修ちゃんは私を抱きしめた。



力強く。