「なになに?!最上って赤羽さんと知り合いなの?!」


騒ぎを聞き付けてか、クラスの男子がやってきた。

全く、お前らって女子好きだなあ。



「レン!早く赤羽サンのアドレス教えてよ!」


「そーだそーだ!メモすっから早く!!」

「え、待って今ケータイ開くから!!」




ていうか、そんなに期待されても…



「恋のアドレスなんて知らないんだけど。」