京平にはしっかり最後までいきさつを答えないと、許してはくれない。


「こないだ京平が先部活行っただろ?そのとき偶然会って、いろいろ喋ってたから」


「ああ!だからあのとき部活来んの遅かったのか!話し込んでたってワケね」



ウンウン、と京平は頷くと、何を思ったのか僕の机をバンと叩いた。



「オレに赤羽サン紹介して!!!」