「……写真だけじゃない。ビデオもあったな。仕事中に録られたんじゃねぇか?」


「……気持ち悪い……何でそんな…」


「……まあ…それだけお前がいい女だって事だろ。気にするな」



慎矢さんは私の肩をポンポンと叩いた。そんな冗談言われても……笑えないわよ…。気持ち悪過ぎる…。



自分の部屋へ帰ってからも、何だか気分が悪くて食欲が出ない。気付かなかった私も私だけど…でも……盗撮って有り得ないわよ。