優ちゃんと一緒に勉強している時は


大嫌いな勉強も楽しくできた。


西島のことも忘れることができるくらい楽しかった。




今何時だろ~…



「え?!もう5時じゃん!優ちゃん、そろそろ帰らない?」


「おう!帰るか!!」


優ちゃんと荷物を片付けた。



私が出口に行こうとした時だった。




「あのさ!」


優ちゃんがそう言った。