「今日、放課後、優ちゃんとラブラブだったよ～!もしかしたら恋しちゃうかもね!」


そう言って有紗は私に手を振り、帰って行った。



もぅ…


ラブラブじゃないよ～。


ただの『幼馴染』だっただけだもん。






ただの『幼馴染』………






私は空を見た。


もう日が沈んでしまいそうだった。


早く帰らないと…


そう思いながら私は家へ帰った。