『ダ、ダークホール!?』


リッチは聞いたこともない言葉に首を傾げた。


『ダークホールはじゃな…究極黒魔法なんじゃ…まさかソフィア様があの魔法を使うなんて…』


そう言って、マボじぃは眉間にシワを寄せた。


『究極黒魔法ですって!?一体、そのダークホールという魔法はどんな魔法なんですか?』


リッチは心配そうに尋ねた。


『ダークホールは…時空を行き来する移動魔法なんじゃ。言わば、あの黒い穴の先は違う時代に…違う世界に繋がっていて、ソフィア様はどこかへワープしてしまわれたのじゃ!!』


マボじぃは困り果てた様子で告げた。