『悪い、悪い。ワシの可愛いペットたちにエサをやらねばならなかったんじゃ』


マボじぃもそう言いながら部屋の奥へと近づいた。


『うん?風…?』


マボじぃは少し部屋の様子が変な事に気付いた。


『あっ!!ソ、ソフィア様、一体何を…』


リッチは黒い穴に近づいているソフィアを見て驚いた。


『げっ!!リッチ!!』


ソフィアは究極魔法を使った事を、リッチに見られて顔がひきつった。


『ソ、ソフィア様!!そ、その魔法は…』


マボじぃは黒い穴を見て驚いた。


そんな時、最大限に大きくなった黒い穴が、近くにいたソフィアを吸い寄せた。


『わ、わわ、わわわ!!』


ソフィアは抵抗する間もなく黒い穴に吸い込まれた。