『よしっ…ちょっと実戦でやってみよう!!』


ソフィアは本を丸テーブルの上に置いた。


そしてソフィアは静かに目を閉じ集中力を高めた。


『よしっ!!』


ソフィアは本に書いてあった通りに魔法の印を両手で結んだ。


『ダークホール!!』


ソフィアは印を結んだ両手を前に掲げ、叫んだ。


しかし、辺りはシーンとなったまま何も起こらなかった。


ソフィアは目をパチクリした。


『ちぇっ!!何も起こらないじゃないか…つまんねぇ!!』


ソフィアは残念そうに本のページを閉じた。


すると、突然部屋の中央に風が集まり出した。