1時間が過ぎる頃…
『あー!!もうヤダ!!』
ソフィアは苛立ちを見せて、髪の毛をグシャグシャと掻き乱した。
『まだまだ、頑張りましょうソフィア様』
なかなかリフレアの魔法を会得出来ないソフィアを、マボじぃは励ました。
『だって…難しいよ。やっぱ俺には地味な回復魔法より派手な攻撃魔法のが合ってるんだよ、きっと…はあ…』
ソフィアはそう言って、溜め息をついた。
『おっと、そろそろペットたちにエサをやらねば…。ソフィア様、少々自習しといてください』
マボじぃはそれだけ言って、ペットたちにエサをやりに部屋を出て行った。