ホッパーの言葉にミリ〜は、今にも泣き出しそうでした。

ホッパーはミリ〜に、こう優しく告げました。
「おいおいミリ〜、元気を出せよ、君には元気が似合うんだからさ!」

ミリ〜も顔を上げ
「うん!」
とうなずきまし。

ホッパーは続けて云いました。
「そうだミリ〜、この指輪を貰ってくれないか?」
「なんで?要らないの?!」


「うん!もう必要ないからな、俺にはこんな素敵なお嫁さんが見付かった事だしな!」
そう云ってお嫁さんの肩を抱き寄せました。

「貰っても良いの?」

「勿論だともミリ〜!
お前さんに貰ってもらいたいのさ!」

こう云うとホッパーは自分の指から指輪を外し、
ミリ〜に渡しました。

「貰ってくれてありがとよ!」
とミリ〜に告げました。