「あんたの名前は…?」
先輩が喋れば先輩の吐息がかかり自分がおかしくなってしまいそうだ
「笠木千冬です…」
近くに居るからやっと聞き取れるくらいの小声であたしはぼそっと言う
「へぇ…千冬って言うんだ…」
そして手を首にまわし唇が触れそうな位の距離まで近づいてきた
「ひゃっ…」
思わず声にならない声が出る
先輩はあたしの大好きなサトシにそっくり
近づくとわかる睫毛の長さ
肌の吹き出物一つない綺麗さ
桜色の唇
「千冬…」
彼が名前を呼んだ
プチ…
その時自分のなかの何かが切れた
先輩が欲しい
欲しい
欲しい
欲しい…
あたしは先輩にキスをした
先輩が喋れば先輩の吐息がかかり自分がおかしくなってしまいそうだ
「笠木千冬です…」
近くに居るからやっと聞き取れるくらいの小声であたしはぼそっと言う
「へぇ…千冬って言うんだ…」
そして手を首にまわし唇が触れそうな位の距離まで近づいてきた
「ひゃっ…」
思わず声にならない声が出る
先輩はあたしの大好きなサトシにそっくり
近づくとわかる睫毛の長さ
肌の吹き出物一つない綺麗さ
桜色の唇
「千冬…」
彼が名前を呼んだ
プチ…
その時自分のなかの何かが切れた
先輩が欲しい
欲しい
欲しい
欲しい…
あたしは先輩にキスをした