雫が、飛び出したのをきっかけに、そこに居る被害者と刑事さん以外全員が、部屋を出た。
もちろん、私もいそいそとその後に続いた。
正直、雫があんなにキラキラと推理してる姿は、見たことが無かった。
普段はクールな雫が、焦っていたり怒りを露わにしたりと、私が知らない雫が、そこに居た。
それは、きっと雫を支える人達が居るからで。
だから私は、安心した。
「雫、もう良かったの?」
1番最初に来た事務所に、みんなが机を囲み座っていた。
誰も何も言わないので、私は口を開いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…