「あ、すいません。やっぱりもう解散です」
そのマスコミの車には、何故かスモークガラスとカーテンまである。
そして、誰も外に出ていないのにも関わらず、女性が乗り込んできて、そのまま発車していったのだから。
「え?だって事件なんだろ?」
宏美さんにも、同じことを告げ更にエレベーターが動くようになったことも伝えた。
「何よ、険しい顔をして」
「まだ何も解決してないのに、解散ってのはおかしいだろ!」
宏美さんは、エレベーターを使ったのですぐに降りてきて、明さんの苛々した表情に、少し驚いていた。
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