ピーンポーン



誰かがやってきたみたい。
深川氏の話によれば、便利屋の面々を呼び出したらしいから、その人達なんだろう。






「お待ちしていました。此方は、春岡雫さん。皆さんが、便利屋の方々よ」




「あ、どうも」



ぺこりと、頭を下げた。
優しそうな男性と、美人の女性…それから何故か私を見て、驚いてる男性の3人がいた。





「はじめまして、海野宏美よ」



「山岸葵です。彼は青井明くん」



青井明って人が、この間抜けな顔してる人か…。




「とりあえず、そのお友達宅へ行きましょう」