「あ のさ、」



「はい」



ずっと前から気にしていたこと


それは・・・



「敬語じゃなくていいんだよ?」



そう



敬語のせいで少し私と結城君の間に壁がある気分になる




「あ―――わかりました」



わかったって言ってるわりには敬語じゃん!



「じゃあ先輩も」



「え?」