「いらっしゃいませ!!」
「おー、今日は何にしようかなー?」
「なんだ、先生か…」
ナデシコはうつむき、息をはいた。
すると崎冬馬が近づいてきた。
「なんで嫌そうな顔するのかなー?
今朝のこと考えちゃうのかな?
ん?」
ナデシコの顔は、みるみるうちに赤くなっていった。
もちろんそれは図星で、恥ずかしさのあまり、崎冬馬の顔が見れなかったのだ。
「違う!!
引っ付かないでよ!もう、
……………きゃっ!!」
崎冬馬はナデシコを抱き抱えると、そのまま店の奥へ入った。
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