「言っとくが、俺は何もしてないからな。」



崎冬馬が、校舎に向かう間に、ふと思い出したかのように言いだした。



「ホントかよ!!」

「信じられないわね。」



ツバキとスイレンから、厳しいツッコミをうけつつ、
なんとか自分が本当に何もしてない事を説明した。