と、言うわけなのだが。



ツバキは恥ずかしさのあまりか、朝から憤慨している……



「朝帰りの娘なんてやだー!
しかも相手が教師なんてもっとやだー!」



立宮の胸の中で、モゴモゴと叫んでいる。


そんなツバキを可愛いなぁと思いながら、
立宮はツバキを包む自分の腕を、もっと強くしめた





「ありがとう……ツバキ」