「親代わり…私じゃ駄目?」




彼女は伏し目がちに俺を見つめる。



輝くばかりに美しい彼女に
さっきから見つめられ続けた俺は


平常心を保てるわけがなかった。






そうだな…
あんな口うるさい親よりも



ものすごく綺麗な彼女が
家にいてくれたほうがいいかも…





そういう思いに脳内がだんだんと
支配されていく。



まあ、ひとつだけ不満な点が
あるとすれば


親より彼女のほうがいいんだが…