じゃりんこ天国

その他

あっこ。/著
じゃりんこ天国
作品番号
32713
最終更新
2007/09/30
総文字数
3,394
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
281
いいね数
0
動物園は四人で行った一番の思い出の場所だった。


二人で水族館に行ったね。お父さん何でか、着くまで『黙って着いてこい』って行き先教えてくれなかったね。


お兄ちゃんは小学生になってもお漏らししてた。

わたしはバレなかった。


お母さんの底抜けの笑い声は玄関の外まで響きわたって友達に評判がよかったんだよ。


お年玉の無いお正月もプレゼントのないクリスマスもこなきゃいいと思ってた。誕生日なんて大嫌いだった。


だけどそんなのどうでもいい。

そんなのに執着していた自分が今は小さく思えて笑ってしまう。



ねぇ…お父さん。

うちはどれくらい良い子だった?

うちはどんなけの事してあげれてた?






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