「やっと落ち着いたね……」



あれからあたしが落ち着くまでずっと隣にいてくれた亜希。



ずっとぼーっと窓の外を見てる篤・・・・・・




「んで!どうしたの?いやな夢でもみたの?」



「・・・・・・・・思い出したんや・・・あの日のこと。

めがねが取れて助けてって思っとったら、声が聞こえてきて!


あらにぃ・・・・・・あたしのこと嫌いで当たり前やんなぁ〜あたしのこと恨んどって当たり前やんなぁ」



「「・・・・・・・・・・・・・・」」



「あたしがあらにぃのサッカー奪ったんや、あたしが・・・・あたしが・・・・今までめっちゃ無神経なことしてきた・・・・・」