「あ・・・き・・・・」



「美佳!大丈夫?トイレに倒れてたんだよ!」



「亜希ぃ!」



あたしは亜希に抱きつく。



「亜希ぃ!ヒックうわぁん!」



「美佳が泣くなんて・・・美佳って本気で泣きもせず笑いもせずなのに・・・」




「うわぁん!あ〜きぃ〜」

「しんどかったの?それともまだどっか回復してないの?」



しんどかったけど、そんなことで泣いてんじゃない。


「・・・・違う・・・・・・・」



「じゃあ、どうしたの?

そう言えば、新君がトイレから運んでくれたんだよ」



きっと亜希はあたしを喜ばせようと思って言ったんだろうけど・・・・



今までの倍の涙が出てくる・・・・・・