そんな1日が終わり、3人はそれぞれの生活に戻った。



そんなある日、姫成の元に一通の手紙が届いた。



差出人は悠貴だった。


内容を確認すると、借りた100万を返したいというモノだった。


だが、姫成はあげたものだと諦めていた為、書かれていたところに連絡はしなかった。




それから何日かが経った時のコト。


悠貴が家にやってきたのだった。


どうしてもあのトキのお金を返したいとやって来たのだ。


そして悠貴は、姫成に言った。
「もう、引っ越してるかと思った。」


『...。』姫成は聞こえないフリをした。