姫成はたまらず、電話を握り締めたが、電話するのを躊躇った。


それから1時間がたった頃、やっと電話をした。
もちろん、相手は悠貴。


悠貴は電話に出た。

「もしもし。」

悠貴の声に躊躇いながら『もしもし、、、』
姫成が言った。

悠貴からの「どうしたの??」との問いに、

『会いたい...』静かに言った。

「どうしたの?
今まで、そんなこと言ったことないじゃん。」

『理由がなきゃ会っちゃダメなの??』

そんな他愛もないコトでケンカした。



そして、姫成は終わりのトキを思った...。