そして、家に着いた。



すると、息子らしき人が出てきて、
「おかえり。
お母さん、いま忘れモノしたからって、ででったよ。」と言うと、部屋に戻っていった。




とりあえず、部屋に入った2人。



「なんかゴメンな。
何もなくて。
てっきり、妻が居るもんだと思ってたから。」倉田さんがそう言うと、

「あぁ、いぃえ。
お構いなく。」悠貴は答えた。