龍美から口を離す私‥




ニヤリ♪







すると龍美は、ニヤつきながら、私に再び顔を近づけて来る。





「『意地悪』ってなに?ちゃんとキスして欲しいなら、自分からしろよ」

「〜〜〜」

「ん…」


龍美は、そう言って私に顔を突き出した。



私は少し躊躇したが、ゆっくり両手を龍美の頭に手を回し……

龍美の吸い込まれそうなブラウンの瞳を、真っすぐ見つめた。



龍美は私の背中に手を回し、私を引き寄せるようかのに近づいて来る。でも……