私は夏莉に話した内容を、龍美に話した。







………………
…………




「―――‥夏莉もね。私たちのこと羨ましいって言ってた…」

「…………」



‥?

無視かいっ





「ちょっと聞いてんの?………うわっ」



振り向こうとしたら龍美が後ろから更に私にギュッと抱き着き、私の首筋にキスをしてきた。






「俺、幸せ」

「〜〜〜〜」



ここで‥

『私もっ』って、言えたらいいのにな。



でも、恥ずかしくて無理。




「なあ、俺のお盆休み終わっても、お前の夏休みが終わるまで、俺ん家に泊まったら?」