龍美は私の手を握りソフィーに座ると、私を引き寄せ後ろからギュッと抱き着いた。



「説得!?どうやって?」

「・・・(汗)」








1時間前

龍美side




出て行った正樹を、走って追い掛ける俺‥




「オイッ、正樹!」


正樹はムスッとしながら、エレベーターを待っていた。




「帰んなって(汗)」


正樹の肩を揺する俺。




「夏莉の野郎、マジ腹立つ…」

「・・・(汗)」





《チ――ン…‥》


エレベーターの扉が開く。



正樹はエレベーターに、ずかずか入って行く。