「不安になる前に??」


夏莉が首を傾げる。



「うん。例えば『今日はまだ、龍美から連絡来てないな〜?』とか思ってると、連絡くれたり……『ちゅうして欲しいな〜?』って思ってると‥してくれたり」

「何だ“のろけ話”か………」


夏莉が呆れた様な顔をする。




「アハハ。結局私、龍美には全部お見通しなんだよね。私自分からキスしたりするのも、恥ずかしいから出来ないし。『好き』とかもあんまり言えないけど…

龍美は、そんな私の性格をわかってくれてるから‥私も不安にならないから、付き合っててすごい楽なんだ」