夏莉は私を真っすぐ見つめ、私の話しを聞いている。



「やっぱり私たちの彼氏ってさ、年上だし、毎日一緒にはいられないでしょ?だからこそ週末に会って、会えなかった分を埋めたいし、会えなかった分‥『愛し合いたい』って思うじゃん?」

「……うん」

「その会えなかった分の愛情表現の一つが、Hってゆうだけで……夏莉だって、他にもたくさん愛されてる部分はあるでしょ?」



夏莉はコクリと頷いた。





「ただ、正樹さんにあんなこと言って『そんなことないよ〜』とか言って欲しかっただけじゃないの?」