ただ‥

正樹さんのこと好き過ぎて…不安なんだよね?


夏莉の気持ちはわかってるよ…



私は夏莉の背中を摩ったり、頭を撫でたりして‥

夏莉が落ち着くのをじっと待った………













………………
…………



「‥落ち着いた?」


夏莉の涙が落ち着いて来た頃、私は夏莉に新しく入れ直した、アイスコーヒーを出す。





「うん、ありがとう。ごめんね。こんな事になっちゃって…」


夏莉は叱られた子供のような顔をして、アイスコーヒーにミルクとシロップを入れた。




「いいって。夏莉の気持ち、私もわからなくもないしね」