夏莉はというと…

正樹さんの隣に座り、まだイライラした様子。



「…夏莉?お前どうした??今日なんか機嫌わるくないか……?」



正樹さんが夏莉の様子に気付き、夏莉の顔を覗き込んでいる。

すると夏莉は、正樹さんをキッと睨み、ゆっくり口を開いた。




「…正樹ってさ・・あたしのこと好き?」

「は?」



!!

どうしよどうしよっ


龍美もキッチンでゴミを捨てながら、びっくりしていた。

私は怖くなり、龍美の側まで走って近づいた。




「……いきなり何言ってんの?」

「・・・」

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