「ゴメンゴメン(汗)今度買う時は、龍美の分も買うから」

「そうしてくれ」


私は龍美とそんな話しをしながら朝食の食器を片付け、お皿洗いを開始した。


スポンジに洗剤をつけた所で、
龍美が

「さてと」とグーンと体をのばして寝室に着替えに行った。






そして、数分後。





「じゃ。俺もそろそろ行こうかな」

「うん、お弁当忘れないでね」

「ヘーイ」


龍美はお弁当を持ち、玄関で靴を履いている。






「あ、ネクタイ曲がってる」

「!」