「よしよし。よくできました♪いってらっしゃい〜」

「行ってきます〜」


元気よく手を振り、健ちゃんは学校へ出掛けて行った。






「お前。すっかりママだな‥」




健ちゃんを見送ったあと、龍美はソファーに座りホットコーヒーを飲みながら行った。





「そうかな?」

「うん。どっからどー見たって、健太郎の親だよ♪ま、そのわりにはヤンママ過ぎるけど」

「アハハ(汗)」



ヤンママか。確かに‥

私の歳で、小2の子供がいるなんてありえない…





「そーいえば。今、お前が着てる服……今日健太郎が着てた服に似てね?」