「ありがとう…」


龍美から、ミルクティーを受け取る。






「早く車入りな。体冷えるぞ」

「あ、うん…」



助手席に座りドアを閉める。

冷たくなった手を、ホットミルクティーの缶で温める私‥








「さっき・・有紀さんからちょっと聞いたけど、子宮には何も問題なかったんだろ?」




缶コーヒーを一口飲む龍美‥




お姉ちゃん‥それは話したんだ。







「うん。骨盤矯正すればね、生理痛ちょっとは軽くなるかもって…先生が言ってた。あとはピルとか飲むと、いくらかマシになるって…」

「そっか…」