私に抱き着いて来た健ちゃん。





「夏莉、し‥志乃ちゃん。こんちわ(汗)」


気まずい顔をして立っている正樹さん‥そして。




「・・・」



ムスッとしながら、壁にもたれ掛かっている龍美。



ななな、なんで!!?





「ちょっと〜!!なんで来たのよっっ」

「だって‥(汗)龍美がどうしても行くって聞かなくて……」


正樹さんの服を引っ張り、小声で言う夏莉。





だからって‥

連れてこないでよ〜



どうしようっ



龍美は眉間にシワを寄せすごく怖い顔をしながら、私のことをじっと見ている…