「……まあ、そうゆう事だね」


夏莉が紙パックの苺ミルクを、ちゅるちゅる飲みながら言う。





「だよねっ?じゃあ、私なんかんを指名する人なんか、きっといないから安心かも♪」



よく考えたらそうだよねぇ〜


なーんだっ

ちょっと気が楽になったかも♪






「…そうでもナイんじゃない?」

「へ‥‥‥?」


夏莉がニヤニヤしながら指差した先には……





「この子かわい〜」

「つーかキレイじゃね?」



!!


教室の前に飾られた私のキャバ嬢用の写真の前に、男の子たちが群がっていた。